今年度創設された内閣府の「日本トイレ大賞」を受賞したベクセス(浜松市中区)の多目的トイレカーが14日、静岡県庁前でお披露目された。

 このトイレカーは、スズキの軽トラックをベースに、温水洗浄機能付きの洋式トイレのほか、手洗い器、オストメイト対応設備、おむつ交換台、ベビーチェア、エアコンなどを装備。工事現場やイベント会場、災害時の仮設トイレとして、赤ちゃんや授乳中の女性、オストメイト使用者ら誰でも利用できる。現在同社が1台所有し、建設現場やイベント会場向けにレンタルしている。

 同社の横山哲郎社長は「トイレは文化。よりいいトイレ、美しいトイレを提供したい」と抱負を語り、川勝平太知事は「およそ考えられるものすべてを入れ込んでおり、災害時などにこのような配慮があるトイレが使えるのは安心感につながる」と賛辞を贈った。